日本代表の森保一監督(54)が、今季の欧州チャンピオンズリーグ(CL)で大活躍しているMF旗手怜央(24=セルティック)をドイツ遠征の2連戦で起用しなかったことで、大きな波紋が広がっている。

 旗手は代表の6月4連戦では落選したが、今季は所属のセルティックでCLを中心に大活躍。6日のレアル・マドリード(スペイン)戦や14日のシャフタル・ドネツク(ウクライナ)戦など、世界屈指の強豪を相手に好プレーを連発した。辛口の現地メディアから称賛を浴び、日本人選手で最も大きなインパクトを世界最高峰の舞台で残している。

 そうした中、W杯メンバー発表前最後のテストの場となった今回の2連戦で、旗手には出場機会が与えられず。アピールするチャンスさえない残酷な結果に、英メディア「フットボール・スコットランド」が「旗手怜央のW杯の夢が消えていく」と題してW杯出場が絶望的になったと報じた。

 同メディアは「旗手はポステコグルー監督のもとで、重要な選手としての地位を確立。今季のCLでは強豪を相手にスター選手として活躍した」と現在の充実ぶりを紹介。それにもかかわらず不可解な〝出番なし〟という結果に「カタール行きの飛行機に乗るという彼の夢は、彼のチームの代表監督を納得させるのに苦労してしまい、糸でぶら下がっているような状態になった」と森保監督の判断を皮肉交じりに指摘しつつ、旗手の窮地を伝えた。

 27日のエクアドル戦では、これまで低調だった柴崎をまたも起用しながら精彩を欠いたことから、ファンやサポーターの間から不満が爆発。ネット上では「旗手は、ほんとかわいそうだよな。柴崎は今まで何度もチャンスあったんだしよかっただろう」「まじで柴崎なんか出さないで旗手試せよ、森保!!!!!」「柴崎優遇の謎は皆さんのコメントからも読み取れますねー。少なくともテストマッチなら旗手を試すべきでしょう」「これで柴崎選出、旗手落選だったら大爆笑だわ」などと森保監督の起用を疑問視する声が続出した。

 この日の試合後には、森保監督と旗手がピッチ上で深刻な表情で会話している様子もネット上で拡散。今一番ノッてる男を〝スルー〟した問題は物議を醸しそうだ。