3年ぶりの逆転Vへ決め手を欠く西武が、10日から本拠地・ベルーナドームで最下位・日本ハムとの2連戦を迎える。
対戦成績こそ11勝9敗1分けと勝ち越しているが、直近5試合の戦績は1勝3敗1分けと分が悪い。しかも、チームとしての目標がなくなった日本ハムには現在、打率3割4分9厘で初の首位打者を射程圏にとらえる11年目の松本剛外野手(29)がおり、10日の予告先発・伊藤大海(25)も、最多勝タイトルに可能性(2差)を残している。
対する西武の方は、9月に入って2つの零封負けを含む2勝4敗と負けが先行。6試合でわずか10得点、チーム打率1割6分1厘と打線の低調が深刻だ。
特に6日のロッテ戦(ベルーナ)で3年ぶりのソロ3連発をマークした3番・森、4番・山川、5番・呉念庭のクリーンアップのバットからは快音がパッタリと消え、その後の2試合では3人合計21打数無安打。「逆転Vの吉兆」とも言われたが、その効果を継続させてはいない。
一方、日本ハムは9月の6試合を4勝2敗と勝ち越し、打線は2度の2桁安打で計26得点と上向き。辻監督が「(優勝争いに)楽天さんも入ってくるでしょうし、まだまだどうなるか分からない。ここでしっかり踏ん張らないと」と懸念するように、パ・リーグのペナントレースはさらに混迷の度を深めていきそうだ。












