オリックスは15日の日本ハム戦(京セラ)に、延長12回、代打・若月の右越え二塁打で3―2と劇的サヨナラ勝ち。首位ソフトバンクにマジック11が点灯したが、2ゲーム差をキープして追走し、中嶋監督は「勝てたことがすべて。同じ方向を向いていけたら。もう1段階、2段階上のことを考えて行かないといけない。10試合しかない。絶対後悔してほしくないんで思い切ってやってほしい」と改めてナインにハッパをかけた。

 逆転Vに向けて負けられない戦いが続くが、一方でチーム関係者はCSでも有利な試合運びができると見ている。この日、先発で6回1失点と好投した山岡と5番手で登場し、好調をキープする山崎颯の存在だ。「この2人をロングリリーフで使えるのは大きい。短期決戦なら山本で初戦を取れる可能性は高いし、仮に2戦目からの宮城、田嶋が危ない投球になっても山岡、山崎颯が頼りになる。ウチの強みだ」と見ている。

 山岡は先発で6勝7敗ながら防御率2・24。山崎颯は8月28日の西武戦で急きょ4か月ぶりの登板を果たし、3回を無失点。以降はリリーフで6試合連続で無失点投球の安定感を見せている。経験豊富な山岡と勢いに乗る山崎颯の両右腕が、昨年果たせなかった日本一を手繰り寄せるキーマンになるかもしれない。