新型コロナウイルスの感染続出に伴う名古屋の〝誤報告問題〟で延期になっていた川崎戦が14日(豊田)に行われ、1―1の引き分けで痛み分けとなった。

 この試合は7月16日に開催されるはずだったが、名古屋のチーム内で新型コロナ感染者が続出。名古屋は管轄の保健所に相談した際に、チームに対して活動停止の指導が行われたと誤認してJリーグに報告し、試合が延期された。Jリーグは誤った報告によって試合が延期されたとして、名古屋にけん責と罰金200万円の処分を課して大きな騒動となった。

 この日の試合を迎える前にも川崎の鬼木監督がと延期について苦言を呈すなどして、しこりが残る中での一戦となったが痛み分けとった。

 川崎にとってはシ烈な優勝争いの中で勝ち点3を逃す痛恨のドローとなり、試合後の鬼木監督は「(シーズン)終盤なので勝たなくちゃいけなかった。悔しい勝ち点1」と悔しさをあらわに。逆転での3連覇に向けて「もう勝つしかないので、しっかりと全員で。コンディションを整えたい」と前を見据えた。

 因縁の一戦はファンやサポーターによってネット上でも〝場外戦〟が展開。「本日川崎が勝てなかったので名古屋グランパスの誤報告問題は今後もズルズルと尾を引くことが決定したわけで」といった書き込みもあるなど、まだまだ騒動の余波は続きそうだ。