【セルビア・ベオグラード13日(日本時間14日)発】レスリングの世界選手権4日目、女子62キロ級決勝で尾崎野乃香(19=慶大)が米国選手にテクニカルフォール勝ちし初の金メダル。日本女子が2024年パリ五輪に向け好発進した。
開始早々から相手に攻めかかると、必殺のアンクルホールドで面白いようにポイントを重ねた。反撃にもひるまずに終始圧倒。2分27秒、10―0となり1ピリオドで決着をつけた。
「去年3位で、来年こそこの場に立つと誓ったので、1年間よく頑張ったと思います。すべてにおいてレスリングのことを一番に考えてきた。勉学も大変だったが、やりたいこと、欲望も断ち切ってここにかけてきたので最高です。涙より笑顔です!」と満面の笑みを浮かべた。
昨年大会は東京五輪銀メダルのティニベコワ(キルギス)に敗れ、敗者復活戦を勝ち上がっての銅メダル。悔しさをバネに猛練習を積んできた。6月の国内大会では東京五輪金メダルの川井友香子(サントリービバレッジソリューション)に勝利。アジア選手権、今大会ではティニベコワに勝って優勝と、まさに怖いものなし。大きな成長を遂げている。
目標は2024年パリ五輪の金メダルだ。12月からパリへの国内争いが本格化する。「ここで満足してはいけない。(五輪予選がかかる)来年の世界選手権、絶対にここに立たないといけない」。注目の慶応ガールは、ひと息つく間もなく連覇へ闘志を燃やした。












