東京五輪柔道男子66キロ級金メダルの阿部一二三(25=パーク24)が、2024年パリ五輪での2連覇へ早くも正念場を迎えようとしている。
3度目の優勝を狙う世界選手権(10月、タシケント)には、大会2連覇中の丸山城志郎(29=ミキハウス)も出場予定。通算成績は5勝4敗と阿部が勝ち越しているものの、パリ五輪の代表争いにおいて丸山が壁になることは間違いない。
阿部も当然、丸山との代表争いは意識している。18日の取材では「世界選手権が大きいと思う」と切り出した上で「この前の(阿部が勝った)全日本選抜体重別(4月)は勝負として大事だったと思うけど、世界選手権の舞台で勝つか負けるかは大きい」ときっぱり。一つのターニングポイントになるとの見方を示した。
全日本柔道連盟内からも同様の声が聞こえてくる。ある強化関係者は「阿部はここで前に出ないと厳しくなってくる。やっぱり丸山が大きなライバルになってくるので、そこをしっかり抑えられたら大きい。それに国内大会じゃなくて世界一を決める大会で勝つ方が価値があると思うし、周りもそう見ていると思う」と指摘した。
早くも2年後に向けた戦いは熱を帯びてきた模様。「しっかり勝ち切るだけ」と意気込む五輪王者が、ライバルを返り討ちにできるか。












