阪神・矢野燿大監督が3―5で敗れ、泥沼の7連敗となった16日のヤクルト戦(神宮)終了後、報道陣の取材に応対。借金はあれよあれよと4にまで膨れ上がり、チームは5位へ転落。思い描いていた「奇跡の逆転ドラマ」がどんどん遠ざかる中、終始意気消沈した様子だった。
先発マウンドを託した頼みのエース・青柳は、自らの守備のミスから崩れ今季最多の4回4失点でKO。「今は打線が活発に点を取れる状況ではない。最小失点でなんとか乗り切ってというところを、チーム全体でやり切るしかない」(矢野監督)。虎打線は1―5の9回二死無走者の場面から4連打でつなぐ粘りを見せ、2点差にまで迫った。結果的に接戦と呼べるスコアで終わったからこそ、守備で「防げたかもしれない」失点に指揮官の後悔も募る。
この日の試合前練習には、新型コロナウイルスに感染し戦線を離脱していた大山、中野、北條が合流。一日も早い一軍合流が臨まれるところだが、矢野監督は「明日(17日)、明後日(18日)に(ファーム)鳴尾浜に戻ってシート打撃をやらせてから。大山と中野に関しては、最短で金曜日(19日、巨人戦=東京ドーム)から(一軍に)呼びたい」とし、再調整のための時間を確保する考えを示した。
9連敗を喫した開幕当初の悪夢を思い出させる真夏の再失速。首位ヤクルトとのゲーム差は11と絶望的なまで開いてしまった。












