東京五輪柔道男子100キロ級金メダルのウルフ・アロン(26=了徳寺大職)は〝読み取る力〟を競技面に役立てる。
東京五輪後はテレビなど、数多くのメディアに出演し、畳の外から柔道の魅力を発信してきたが、19日から全日本男子合宿に参加中。すでに視線はパリ五輪へ向いており、20日の取材では「しっかりと大会で結果を残すということを考えている。練習と試合は全く別物なので、試合で現状を把握したい」と決意を新たにした。
実戦から離れている間にも、きっちりと学びを得た。「たくさんメディアに出たり、講演をすることで話すことは身についたなと思う。柔道的な部分というよりも人間としての能力的なところは成長できた」
特にテレビ出演の際は、時と場合に合わせた会話が必要になってくることから「相手が求めているものをやることが大事になってくる。柔道ではその逆をついていけばいい。観察的な能力が増えたのかなと。思いつきで何かをするんじゃなくて、その考えるスピードが早くなった」と振り返った。
新たな世界で培ったスキルを武器に、頂点を目指す戦いに挑む。












