大相撲秋場所(9月11日初日、東京・両国国技館)の新番付が29日、発表された。7月の名古屋場所は新型コロナウイルス関連による休場が続出し、全体の約3割にあたる力士174人が離脱。幕内は42人のうち戦後最多の16人(故障者1人を含む)が姿を消す異常事態となった。

 これまでコロナ関連で全休した力士の番付は据え置きか、1枚程度の降下にとどめる救済措置が取られてきた。今回は全休力士のほか、途中休場の力士も勝ち越しや負け越しが未確定だった場合は同様の措置を適用。先場所はカド番だった大関御嶽海(29=出羽海)は2勝4敗の時点で休場したため、大関(カド番)に〝残留〟となった。一方、途中休場の力士でも勝ち越しや負け越しが決まっていた場合は成績が新番付に反映された。

 また、コロナ感染対策の規則(不要不急の外出禁止)に違反して出場停止処分を受けた力士の土俵にも注目が集まる。竜電(31=高田川)は幕下転落を経て8場所ぶりに幕内に返り咲いた。元大関の朝乃山(28=高砂)は西三段目22枚目から東幕下15枚目まで番付を上げ、今場所の成績次第では11月の九州場所で十両復帰の可能性もある。