全米の注目を集めていた〝コービーさん遺体写真訴訟〟は、原告の妻側の勝訴となった。
2020年1月、米プロバスケットボールNBAのスーパースターだったコービー・ブライアントさんと、その次女ジアナさんら9人が乗っていたヘリコプターが墜落して全員死亡。事故現場に駆けつけたロサンゼルス郡の保安官代理と消防士らがコービーさんらの遺体写真を撮影し共有していたことで、コービーさんの妻バネッサさんが精神的苦痛を受けてプライバシーを侵害されたとし、ロサンゼルス郡に損害賠償を求めていた。
複数の米メディアによれば、裁判は24日に判決が出て、ロサンゼルス連邦裁判所の陪審員は原告側の主張を認め、ロサンゼルス郡に3100万ドル(約42億円)の賠償金を支払うように命じた。バネッサさんに1600万ドル(約22億円)、共同原告で事故により妻と娘を亡くしたクリス・チェスターさんに1500万ドル(約20億円)となっている。
陪審員側は4時間半の審議の末に評決に至り、判決が読み上げられると、バネッサさんは涙を流したという。法廷を去る際には何も語らなかったが、自身のインスタグラムにコービーさん、ジアナさんとの3ショットを投稿し、「すべてはあなたのために! 愛してるよ! コービーとジジに正義を!」とのキャプションを添えている。
NBA史上に残るスーパースターの〝遺体写真〟に絡む裁判は連日各メディアで報じられ、全米の注目を集めた。裁判ではバネッサさんの友人で、女子サッカー米国代表でロンドン五輪金メダルのFWシドニー・ルルーや、米人気歌手のシアラとモニカら著名人がバネッサさんのサポートに回り、法廷に立ったことで話題となっていた。












