参院選で国政政党となった参政党がワクチンやマスク着用問題で一石を投じる準備に入った。神谷宗幣副代表は24日、国会内で会見し、超党派で子供へのワクチン接種を考える議連の立ち上げを明言。掲げていたワクチン政策の見直しのほか、マスク着用自由化にもメスを入れる考えだ。

 神谷氏は「他党の議員さんと子供のワクチンについての議連の開設を考えている。既に準備はできているが、事務局長に就任して、参政党が担っていこうと。単独では世の中は変わらない。(他党を)巻き込んでやっていこう」と話した。

 既に国会内では立憲民主党の川田龍平参院議員や無所属の須藤元気参院議員らが発起人を務める「子どもへのワクチン接種とワクチン後遺症を考える超党派議連」が6月に発足しているが、参政党の松田学代表が事務方として協力しているとあって、連携を図っていく考えだ。

 神谷氏は「(新型コロナの)mRNAワクチンは今までのワクチンと違うことをご存じない人もいる。いろいろなデータが海外から出ているが、国民に周知されていない。議員の方もよくご存じじゃない。まず事実を知ってもらって、横のつながりの中でやっていかないといけない。国民に訴える前に議員が勉強しないといけない」とワクチン接種のリスクを共有したいという。

 神谷氏は初登院時にマスクについても「マスクはそんな大して予防にならない。早寝早起きするとか、食事に気を付けるとか、毎日お風呂に入るとか、基礎的な自然免疫を高めるのが大事」と着用の自由化を説いている。

 参政党はワクチンやマスク着用に疑問を投げかけ、参院選の比例で約176万票を集め、結党からわずか2年で国政政党に。タブーなき議論を掲げて新たなうねりを起こしそうだ。