快記録は「30」の球団タイでついにストップ――。阪神・近本光司外野手(27)が7日の広島戦(甲子園)に「3番・中堅」で先発出場もノーヒットに終わり、連続試合安打記録が途切れた。チームは0―3で敗れた。

 前日6日にマット・マートンの球団レコードに並んでいた近本だが、この日は広島先発・アンダーソンの前に一ゴロ、左飛、中飛と快打を放てず。9回に迎えた第4打席では広島の守護神・栗林の前に二ゴロに倒れ、虎党から「ア~~」と大きなタメ息が漏れた。

 試合後、矢野燿大監督(53)は近本の連続試合安打をストップしたことに「準備であったり、体のケアであったり、目に見えないところがしっかりしてるから、こういう結果に結びついていると思うし、残念やったけど、ここまでやれたっていうのはすごいことやし。まだまだ先のある選手。自信にして、もっともっとやっていってもらえたら」と拍手を送った。

 5月28日のロッテ戦から、月をまたぎ1か月以上安打を放ち続けた近本も「これだけ長いプロ野球(の歴史)で名前が残るっていうのはすごく光栄に思います」と歴代4位タイの偉業を振り返り「せっかく僕のヒットをみるために来てくれた人もいると思う、そこで打てなかったというのは、申し訳という気持ちですけど。とくに4打席目は打席に入るときとか、球場の雰囲気とか自分に対するプレッシャーとかで、すごく自分の打席が楽しくて。こんななかで野球がやれているんだと。結果的には打てなかったですけど」と感謝した。