立ち技メガイベント「THE MATCH 2022」(19日、東京ドーム)で、元K―1スーパーライト級王者・安保瑠輝也(26)がRISE同級王者の山田洸誓(29)に判定勝利を収めた。

 1Rから多彩な蹴り技で攻勢に出た安保だったが、終了間際にはバックスピンキックが顔面をかすめてヒヤリとさせられた。それでも2Rには距離を詰めて右ストレート、左ボディーを的確に当てて試合の主導権を握った。最終3Rでも危なげなく山田の反撃を封じ込めて試合終了のゴング。ジャッジ3人ともに30―29で安保を支持し、フルマークの判定3―0で完勝となった。

 試合後は「圧勝すると言っていたので、正直KOで倒したかったので率直な気持ちとしては悔しい方が強いですね。手ごたえあったんですけど、最後まで決め手までいけない。圧と言うかウマさ的なものはありましたね」と振り返りつつ「試合自体は楽しかったです、すごく」と笑みも浮かべた。

 那須川天心と武尊のドリームカードありきで実現した「THE MATCH」だが、安保は「原口(健飛)選手とかやったら面白いんじゃないかと思いましたね。次の武尊・天心に安保瑠輝也がなれるように、もっと選手として成長していけたらと思いました」と誓う。「天心選手はキックを引退しますし、武尊選手もそんなに長くないと思うんですよ。『THE MATCH』をここで終わらせるのではなく、次の顔になるのは自分だと言っているので、有言実行でやっていきたいと思います」と言い切った。

 なお〝天敵〟の平本蓮はツイッターで「安保もっとジャブ突けよ」などと愛のある実況をしていたが、決着後のつぶやきはなかった…。