立ち技メガイベント「THE MATCH 2022」(19日、東京ドーム)の一夜明け会見が都内のホテルで行われ、K―1の芦澤竜誠とのオープンフィンガーグローブ戦を制した〝路上王〟ことYA―MAN(26)が歴史愛をさく裂させた。

 芦澤とのならず者対決に1R1分49秒でTKO勝ちしたYA―MANは、激闘から一夜明けて「THE MATCHという舞台は、天心選手と武尊選手の二人がいなかったら成り立たなかったと思うので、感謝申し上げたいです」と丁寧にコメントした。

 その上で「時代の終わりは始まりです。項羽と劉邦の時代は終わったと思うんです」と、やおら中国史になぞらえて那須川と武尊の〝二強時代〟の終えんを強調。続けて「昨日、メイン以外の試合でたくさんの強い選手がいることを見せられたと思う。だからこそ、これからは個人個人が目立っていく群雄割拠の時代! そう! 三国志の時代になっていくと思っています」と諸葛孔明のような表情でこれからの立ち技界を例えた。

 覇権争いが激化すると見るYA―MANは「面白い時代になると思います。だからこれからもっとキックボクシングに注目してもらいたいです。一人ひとりが団体を背負っていくつもりで試合をしたと思うのでこれからを楽しみにしていてください」と呼びかける。その中での自らについては「自分は変わらないです。このまま俺は俺で自分の色を出す…っていうより勝手に出ちゃうんで。『どうしていこう』っていうのはないですね」と、呂布奉先のような表情で話した。

 なお、そんなYA―MANについて那須川天心は「俺、歴史詳しくないから…」と一言。天下人らしく「だれかが織田信長になればいいんじゃないっすかね」とした。