れいわ新選組の山本太郎代表(47)が10日、国会内で会見し、参院選(22日公示、7月10日投開票予定)の比例代表に蓮池透氏(67)の擁立を発表した。

 蓮池氏は北朝鮮に拉致された蓮池薫氏の実兄で、長く拉致被害者家族連絡会(家族会)の事務局長で拉致問題の解決に当たっていた。

「旗揚げの時からメンバーで、この方がいなかったられいわが存在していなかった」と山本氏が紹介したように蓮池氏は3年前の参院選比例代表でれいわから出馬し、山本氏に次ぐ得票で、国政政党要件を満たすのに尽力していた。

 元東京電力社員で、新潟・柏崎刈谷原発近くに在住している蓮池氏は原発廃止活動に取り組んでいる中、「先日、閣議決定した骨太の方針の中で、原発を最小限活用するというのが最大限に変わっていて、さらに(再稼働の)審査の迅速化、合理化をやると。骨抜きですよ。原発の再稼働に必要な安全対策費、5、6兆円といわれているが、それだけのお金があればもっとやることがある」と再び出馬を決意したという。
 
 報道陣から「参院選の隠し玉ですか」の質問に山本氏は「なにかご不満でも? 蓮池さんも特別な存在です」と目を細め、「原発問題で、政党として言うよりも専門家がいる。あなたたち(政府、東電)のお仲間だった人が国会の中で議論していくのはかなり必要。蓮池さんは大きな力を発揮できる方」と期待を寄せた。