国民民主党の玉木雄一郎代表(53)が14日、国会内でスポーツ紙5紙のグループインタビューに応じた。玉木氏は暴露系ユーチューバー「ガーシー」として知られる東谷義和氏(50)が、NHK党(立花孝志党首)から参議院選挙に立候補することなどに言及。また、会期末の直前に起きた自民党・吉川赳衆院議員(40)の〝パパ活飲食〟問題についても持論を展開した。

 玉木氏は22日に公示される予定の参院選に向け、全国各地で街頭演説を繰り返し支持を訴え続けている。現時点での有権者からの反応をどう受け止めているのか。

「去年の衆議院選挙もそうだったんですけども、われわれは(選挙)一回一回が存亡をかけた戦いだと思っています。いま現有7なんですが、これを維持する。その上で1議席でも取るのが目標です。高望みはしていません。一番聴衆からの反応がいいのは、給料を上げる経済を実現させる政策で、若い人たちに響いています」

 参院選に向け、れいわ新選・山本太郎氏が衆議院から鞍替えして、参院選東京選挙区に電撃立候補を表明。また、NHK党から出馬予定の東谷氏は、ネット上で常に話題を集めている。

 しかし、両党はマスコミ各社の世論調査で支持率が高いわけではない。永田町で〝ネットマイナーパワー〟と指摘される両党の現象をどう見ているのか。

 玉木氏は「ネット対策とか、ユーチューブの使い方とか非常に上手だなと思いますね。N国さんはガーシーさんまで擁立ということで、それはもう一部の暴露系ユーチューバーが好きな方たちには(選挙で)非常に響く。(NHK党は)一般のテレビや新聞にはなかなか出てこない、そういうところをうまくとらえているなと思います。山本さんは前から街頭に立って、そのやり取りを動画で流しています。お二人ともSNSの使い方が上手で、われわれは参考にしたいんだけど、なかなかそこまで振り切れていません。振り切れないといけないと、二人から学んでいます」と評した。

 自民党に離党届を提出した吉川氏は、〝パパ活〟に関して岸田文雄首相などから事実関係について「説明責任を果たすべきだ」とうながされているが、今も〝雲隠れ〟を続けおり、与野党からブーイングの嵐に見舞われている。

「ひとことで言うと、迷惑な話です。自民党岸田派の人が18歳の女子大生に飲酒をさせてホテルに行った話として報道されていますけれど、政治全体に対する不信感の源になってしまうことがね、非常に残念です。『自民党はけしからん』となって、ほかの政党に投票するのならいいんだけど、みんな『政治ってそんなもんだよね』と思って政治不信になり、(参院選が)低投票率につながることが一番の問題だと思っています。(吉川氏は)反論があるなら、それをきちっと説明すべきで、離党して記者会見をしないのであれば、はなはだ大迷惑ですね」

 玉木氏はいよいよ参院選のスタート地点に立つ。