【米国マサチューセッツ州ボストン12日(日本時間13日)発=カルロス山崎通信員】ボストン・グローブ紙のウェブサイトは12日(同13日)、読売ジャイアンツからポスティングされている菅野智之投手(31)の投球画像をトップページに掲載し、先発投手のアップグレードを必要としているレッドソックスの補強案を検証した。
まずは、今季は先発投手の防御率が5.34と散々だったレッドソックスが『先発投手のマーケットでプレミア級』と称するレッズからFAトレバー・バウアー投手(29)の獲得に参戦する可能性について「ほとんどないように思われる」ことから、「オープンマインドなアプローチで先発3番手、又はそれ以上の投手を獲得する可能性がありそうだ」と指摘。菅野については日本での成績を紹介しながら、レッドソックスからは「先発3番手か4番手として見られており、2年もしくは3年契約をオファーされるのではないか」と伝えた。
これまで、複数の米メディアは移籍市場における菅野の相場について、先発2番手から4番手クラスにあたる1年あたり1000万ドル以上、2000万ドル未満の契約になるとみている。それでも、07年12月に当時32歳の黒田博樹投手がドジャースと3年総額3530万ドルの契約を結んでいることを引き合いに出すなら、菅野には4年以上のオファーがあるだろうと予測できるだろう。
だが、今オフの移籍市場は例年とは大きく異なる。超大物の先発投手はバウアーのみで、かつ新型コロナウイルスの影響で多くの球団が厳しい経営を余儀なくされているからだ。
レッドソックスはレンジャーズからFAになっているコリー・クルーバー投手(34)、ツインズからFAジェイク・オドリジー投手(30)、同じくツインズからのFAで地元ボストン出身のリッチ・ヒル投手(40)といった実績ある先発投手の獲得にも興味を示しているというが、クルーバーは右肩の故障明け、ヒルは年齢的な理由から、オファーがあるとすれば1年契約になるという見方が強い。
菅野の代理人を務めるジョエル・ウルフ氏はどのようなプレゼンテーションを行い、日本のエースにふさわしい長期契約を得ることになるのか。交渉期限は日本時間1月8日午前7時となっている。












