MMA(総合格闘技)ファイターの石井慧(33)が“バカサバイバー”青木真也(37)とまさかの合体だ。グラップリングイベント「SUG19」(20日、米オレゴン州ポートランド)でSUG無差別級王者のメイソン・ファウラー(米国)に挑む石井が、大一番を前に門を叩いたのは寝技のスペシャリストだった。
石井が出場するSUGはケージ(金網)の中で行われるグラップリングのイベントだ。対戦するファウラーは「QUINTET」にも出場する寝技のスペシャリスト、クレイグ・ジョーンズ(29=オーストラリア)を7月に破りベルトを奪取した。
石井は「グラップリングって生涯スポーツで、自分としては本当に好きなことを楽しんでいる感じなんです。そこでタイトルマッチというのは願ってもないチャンス。ぜひ勝ちたい」と気合十分。拠点のクロアチアから一時帰国し、グラップリングで世界トップレベルの技術を持つ青木のもとを訪れた。
都内のジムでスパーリングを行い、石井が質問し青木から手取り足取り指導を受ける場面も。約2時間の練習で汗だくになった石井は「(MMA転向前)柔道の時に青木さんと一度練習してますけど、こうしてグラップリングの練習をしたのは初めてで勉強になりました。強かった…。一緒に練習できるだけでモチベーションが上がります」と語った。
来年はさらなる飛躍を狙うと言い「目標はケガ、病気をせず事故を起こさない。それさえしなければ私はチャンピオンになれるであろう」と妙な口調で抱負を語った。
一方の青木は先日、本紙に矢地祐介(31)との合同練習を公開し「俺は青木再生工場になる。ここは駒沢の果て。誰でも来い」と呼びかけたばかり。そこへまさかの大物登場で「俺が石井慧に語れることなんてないでしょ…」と謙遜した。
大みそかの「RIZIN.26」(さいたまスーパーアリーナ)でMMAデビューする2016年リオ五輪レスリング男子グレコローマン59キロ級銀メダルの太田忍(26)も練習に参加しており「こっちもガキの使いじゃないし、教えられることは全て教えるけど」と人生で初めて人に慕われ困惑を隠せなかった。












