男子マラソンの日本記録(2時間5分29秒)保持者で東京五輪代表の大迫傑(29=ナイキ)が、新たに設立した大学生チーム「Sugar Elite」について意外な思いを明かした。

 世界で戦うための強さを求め、大学の垣根を越えて選手を集めるのが狙いだが、そこで気になるのがチーム名の由来。大迫によれば“2つのルーツ”があり「米国でニックネームとして『傑(スグル=Suguru)』というファーストネームがあるけど、それが言いにくいので『シュガー(Sugar)』になった」という。

 また、この「Sugar」には感情を表す意味が含まれているとか。「いろいろ調べてみると、悔しいときに『Shit』という言葉が使われるけど、そういう汚い言葉ではなく、きれいな言葉として『Sugar』という言葉が出てきた。自分自身の競技生活にぴったりだなと思った」。活動拠点を米国に置き、普段のトレーニングから実際のレースまで孤独な戦いを続けている。それだけに「悔しい思いやうまくいかないことを経験してきた。ただ、それがあったからこそ今の自分がある」との思いが込められているという。

「若い選手と一緒に悔しい思いを強さに変えていこう、世界に対してそのエネルギーで戦っていこうという思いがある」と力説する大迫はどんな“化学反応”を起こすか。