沖縄県の玉城デニー知事のジョークが批判にさらされている。玉城氏は25日に行われた米軍基地問題の会議に出席。会場に入り着席するなり「ゼレンスキーです。よろしくお願いします」と述べた。ウクライナのゼレンスキー大統領のことと思われるが、玉城氏はすぐに「冗談です」と打ち消した。
その後、記者会見でこの発言について「席に着く時、たまたまゼレンスキーさんの話をしてたので。他意はなかった。不用意に発言し、心からおわびしたい」と陳謝。「ウクライナの状況を軽んじていることは毛頭ない」と何か深い考えがあったわけではないと釈明した。
ツイッターでは「ゼレンスキーです」がトレンドワードになるほど話題になっていた。「笑えないしドン引き」「意図がまったく分からない」「顔が似ている『ピーター・バラカンです』くらいのユーモアは欲しい」とネガティブな反応がいっぱい。擁護は少なかった。
政治の世界ではこうした例えやジョークはありがちだという。某地方議会の関係者は「ロシアのウクライナ侵攻が始まったばかりのころ、野党系の議員が首長や与党のやり方に不満があったようで『まるでウクライナに侵攻したロシアのようだ』という例えをしていました。同僚議員には眉をひそめる人もいましたよ」と明かした。
権力側をロシアに例えてその横暴さを指摘したかったのだろうが、ウクライナの悲惨な状況を思えば、不謹慎と受け取る人もいかねないのだ。
政治関係者だけでなく誰もがやりかねない問題でもある。戦場ジャーナリストが「連日、ワイドショーで扱われるなど、ウクライナ侵攻ほど日本人が関心を持った戦争はありません」と話していたが、それだけに日常で話題になりがち。うっかり“戦争ジョーク”を言って場をシラケさせないよう気を付けたい。












