レスリング女子で五輪4連覇の伊調馨(37=ALSOK)が後輩たちに自身の教えを説いた。
約2年後に迫ったパリ五輪を前に、アントラージュコーチとしてスタッフ入りした伊調は、16日にスタートした全日本女子合宿に参加。「どこにいたらいいんだろ、というのは率直な気持ち」と苦笑いを浮かべながらも、選手たちの質問に的確なアドバイスを送るなど、精力的に活動。「自分も成長しながら、選手と一緒に世界を目指していければ」と今後の活動に意欲を示した。
アントラージュコーチは赤石光生強化本部長が「選手が相談しづらい悩みや意見を伝えて、円滑に強化推進を図れる」と話すように、強化委員会以外にスペシャリストを配置することで、さまざまな観点から選手たちのレベルアップを目指すのが狙い。日体大を拠点に練習と学生への指導を両立している伊調は「自分も今はレスリングを研究中なので、トップレベルの選手たちと一緒に自分も高めていけたらいいかな。日本レスリングとしてもこれからも世界で勝ち続けていくために、自分も尽力できればなと思っている」とさらなる高みを見据えた。
長いようで短い2年間。レジェンドパワーが後輩たちの劇薬になりそうだ。












