またも灯台下暗しだった! 岡山・倉敷市のアパート駐車場で、ニシキヘビの一種・ボールパイソンが15日から行方不明となって心配されたが、18日に発見された。捕獲場所は、逃げ出したはずの車の中だった。
大捕物となったのは体長約2メートル、重さ約2キロのボールパイソン。15日夜、知人宅に預けていた飼い主の男性が車で引き取り、自宅アパートの駐車場で荷物を搬送している間に逃げ出したと思ったという。
警察には17日午後に通報し、同日から警察が10人態勢で捜索に当たり、周辺の草むらや排水溝などを捜したが、見つからない。18日夕に男性が車を運転していたところ、助手席に乗っていた同僚が、車内のグローブボックスからエンジンルームにつながる場所に潜んでいたとみられるヘビを発見した。
昨年、神奈川・横浜でアニメニシキヘビがアパートから逃走し、17日間にも及ぶ大捕物となった。この時もヘビは、飼い主が住んでいた部屋の屋根裏に潜んでいたが、警察や飼い主はアパートの周辺を捜索するばかりで、なかなか見つからなかった。
この時、アパート軒先の異変に気付き、屋根裏潜伏説を唱えて発見に尽力した爬虫類ショップ店主は、今回のボールパイソンの騒動でも車内潜伏説を指摘していた。
発見前、本紙の取材に答えた店主は「草むらとかは絶対いない。狭いところなど、潜れるところに入っていく。駐車場なら車のボンネットやエンジンルームなどを捜したほうがいい」と話していたが、見事に的中した形だ。
ペットとしても飼われるボールパイソンはおとなしい性格で、毒はなく、人に危害を与える可能性は低いとされる。それでも店主は「性格にもよるが、30%くらいの割合で荒いタイプもいる。子供が棒でつっついたりすると飛んできて、かんでくる。特定動物ではないから大丈夫というわけではない」と警告していた。
無事捕獲されて一安心だが、店主は「逃がしちゃいけないものを飼っているのだから、万全の態勢を取るべき」と話していた。












