体重無差別で争う皇后盃全日本女子柔道選手権(17日、横浜武道館)を前に、東京五輪57キロ級銅メダルの芳田司(26=コマツ)が〝戦闘モード〟に入った。
かねて皇后盃の出場に意欲を示していた芳田だったが「(東京)五輪を目指す中でケガをしたくなかった」と回避してきた。しかし、16日のオンライン取材では「五輪が終わって違う形で挑戦というか、自分の柔道を高めていく上で出てみたい、挑戦してみたいと思った」と決断に至った経緯を明かした上で「挑戦者として出し切って、いい試合がしたい」と目をぎらつかせた。
金メダルを目指した東京五輪では、銅メダルに終わった。ただ、その後の柔道人生を考える中で「もっともっと試合がしたいとか、すごく根本的なことを感じたので、さらに高みを目指せるのではという気持ちが五輪後に芽生えた」と原点回帰。闘志が衰えることはなかった。
今大会は他階級の選手たちとも対戦する。「パワーではやっぱり勝てない」としながらも「しっかり動いて相手を揺さぶっていきたい。あまり想像がつかないし、試合をしてみないとわからないというドキドキもあるので、そういった部分も楽しみたい」と不敵な笑みを浮かべた。
約2年後に迫るパリ五輪へ、まずは真の日本一決定戦で己の現在地を探る。












