「グランドマスター」の妻が大激怒だ。国際チェス連盟(FIDE)は、ロシアによるウクライナ侵攻を支持したとして、世界ランキング18位セルゲイ・カヤキン(32=ロシア)を6か月間の資格停止処分を科したと発表した。

「グランドマスター」の称号を持つカヤキンは自身のSNSで母国のウラジミール・プーチン大統領がウクライナに侵攻したことを支持する中、FIDEはカヤキンの言動が同連盟の倫理規定に違反するとして、今回の処分を決めた。カヤキンは「予想されていたが、恥ずべき決定だ」とし「何度でも同じ言葉を繰り返す。後悔はしていない」と反論した。

 そんな中、ロシアメディア「NEWS・RU」によると、カヤキンの妻でチェスプレーヤーのガリヤ・カルジャキナさんが今回、FIDEが処分を決めた裏に陰謀があるとネット上で指摘しているという。

「彼女はFIDEが夫を資格停止にすることでIOC(国際オリンピック委員会)を喜ばせようとしたと主張する。(チェスが)オリンピックに参加できるように…」と伝えている。

 カヤキンは史上最年少の12歳7か月でグランドマスターになった。ウクライナのクリミア出身で2009年にロシア国籍を取得した。