黒星のショックはなかった。大相撲春場所6日目(18日、大阪府立体育会館)、大関御嶽海(29=出羽海)は幕内明生(25=立浪)を寄り切って5勝目(1敗)。全勝をキープする幕内高安(田子ノ浦)との1差をキープした。
立ち合いで鋭く当たると突きで圧力をかけ、その後は右を差して隙を与えず。前日に霧馬山に敗れ大関昇進後初となる黒星を喫したが、ショックを引きずらなかった。この日も取組後はリモート取材に応じなかったが、土俵下の伊勢ヶ浜審判部長(元横綱旭富士)は「当たっていなされても、そのまま寄り切れた。いいスピードで寄っていった。一気に自分から攻めていった」と褒めちぎった。
この日から横綱照ノ富士(伊勢ヶ浜)が休場。2年ぶりの大阪開催の本場所で横綱不在の事態となった。御嶽海には看板力士としての活躍が強く求められる中、〝荒れる春場所〟でも主役を担居続けることができるか。












