国際スポーツ界から除外されているロシア・オリンピック委員会(ROC)のアスリート委員会が、国際オリンピック委員会(IOC)のトーマス・バッハ会長に対し、ウクライナのミサイル攻撃を主張したうえで、ロシア選手に対する平等な扱いを求めた。
ROCは公式ホームページ上に、アスリート委員会によるIOCバッハ会長への書簡を公表した。
「親愛なるバッハ会長へ」から始まる文章で「2022年3月14日、ドネツクの住宅街でウクライナ軍のミサイルが爆発し、数十名の市民が犠牲となった。犠牲者の中には子どもたちもいる。ROC選手委員会は、ウクライナ軍がドネツク市民に対して計画的に行った野蛮で非人間的な攻撃を強く非難する」と記述。ウクライナ東部の親ロシア派が支配するドネツクで、ウクライナ軍のミサイルにより民間人23人が死亡したというロシア軍の主張を記し、批判した。
さらに「ウクライナの民族主義者の行き過ぎた行為によって、罪のない人々が死亡したことが、IOCによってこの数年間ずっと見過ごされてきたことを指摘せざるを得ない。IOCがさまざまな国のアスリートに対して選択的で非常に政治的なアプローチをとり、オリンピック憲章を無視した結果、ロシアのアスリートは差別され、国際大会参加が不当に停止している。私たちはIOCに対し、国や人びとを結びつけるスポーツ活動の展開や、国籍に関係なくすべてのアスリートの平等な権利を尊重することを求める」と、平等な扱いを要求している。
このままでは、ロシアはスポーツ界で孤立を深めるばかりとなりそうだ。












