高須クリニック名古屋院の高須幹弥院長(47)が16日、自身のユーチューブチャンネルで北京五輪のドーピング問題に言及した。
ワリエワをめぐっては昨年12月に採取された検体から禁止薬物のトリメタジジンが検出されている。高須院長はトリメタジジンについて「心臓の血管の血流を増やす治療薬で狭心症とか冠動脈疾患に対して使われます。狭心症で心臓の血流が悪い人に血流を良くして、心臓をある程度強くして日常生活を送れるようにするという目的で作られた薬です」と解説。トリメタジジンが心肺機能が未成熟な年少者にも効果があるのかは専門家の間でも意見が別れているとしながらも「これをアスリートが飲むとどうなるかというと心臓の血流が良くなって運動機能が上がる。持久力がつく。疲れにくくてなかなか息が上がらない。いいパフォーマンスが出せるし、普段の生活で使うことによって激しいトレーニング、いい練習ができる。検査して陰性だったとしても過去に使っていたらアウトなんですよ」と問題点を指摘した。
その上で「真面目にやっている選手が不利になる。科学の力、医学の力で強い体を作って激しいトレーニングをしているのは圧倒的に有利」と断じた。
ワリエワは17日に行われる女子フリーに出場予定。高須院長は「こういう前例を作ってしまうと今後も16歳未満だったらドーピングにひっかかっても『私は知りませんでした』といえばそのまま出場してメダルを獲れちゃうということになりかねない。残念ながらこれでオリンピックの権威が落ちてしまうなと思います」と語った。












