エースが復活だ――。第98回東京箱根間往復大学駅伝競走(箱根駅伝)の復路が3日にスタート。7区は当日変更で起用された岸本大紀(3年)が1時間2分39秒で区間賞を獲得し、首位の座をキープした。
頼もしい男が帰ってきた。前々回大会の2区で日本人1年生最高タイム(1時間7分3秒)をマークした一方で、2年時は股関節痛の影響などもあり、3大駅伝をすべて欠場。苦しい時期を過ごしたものの、今季は全日本大学駅伝の3区で日本人トップの区間3位と好走。この日も終始安定した走りを見せ「駅伝男」ぶりを発揮した。
往路優勝を果たした青学大だが、往路では区間賞なし。7区が今大会初の区間賞となった。レース後には「1か月前に左の仙骨を疲労骨折して、まだ完治はしていないが、1か月前に走り出した状態」と明かした上で「何とかこの1か月間トレーナーさんに仙骨の周りの部分のストレッチとかのメンテナンスをやってもらって間に合った」と感謝の言葉を口にした。
ここまで個々がきっちりと役割を全うしてきた青学大。「みんながいい流れを持ってきたところを、自分も流れを継続するというか、流れを強くするという自分の仕事があったので、それをこなすことができて満足している」とホッとした表情を浮かべた。
「青学の選手は一人ひとりが強い。それぞれが強みを持っている。安心して応援したい」。総合優勝へ、タスキは後続に託された。










