大みそかの格闘技イベント「RIZIN.33」(さいたまスーパーアリーナ)の出場全選手インタビューが29日にオンラインで行われ、井上直樹(24)が「圧倒」をテーマに掲げた。

 バンタム級トーナメントの優勝候補の一人に挙げられる中、準決勝まで進出した井上は第3試合で扇久保博正(34)と激突する。決戦に向け「調子はばっちりです。(扇久保は)気持ち、根性がある選手だと思う。でも相手が考えてきたことを全部ねじ伏せてやるような気持ち。圧倒しないとだめだと思う。どんな展開になろうと圧勝して決勝に進めたらと思う」と意気込んだ。

 勝てば第2試合の朝倉海と瀧澤謙太の勝者とメインで争う。準決勝、決勝を見据える井上は「ここまで勝ち上がってきた選手なんで強い選手ばかりだけど、ここで圧倒して勝てないと次がない。そんな覚悟でしっかり勝っていきたい」と、何度も「圧倒」という言葉を口にして優勝への覚悟を見せた。

 そのVへのカギを問われると「ミスなく冷静さを保つこと。やることを全部出しきれればいい。練習してきたことが100%出せれば間違いなく圧倒できると思う」と静かに闘志を燃やし、残り2試合の必勝への強い決意をにじませた。有言実行の戦いぶりを見せられるか。