J1札幌が29日、浦和から元日本代表FW興梠慎三(35)を期限付き移籍で獲得すると発表した。

 期間は2023年1月末までとなっており、興梠は「今年はなかなか試合に出場できない時期が続き、自分自身このまま引退ということも考えましたが、自分を必要としてくれるクラブからオファーをいただき、もう一度真剣にサッカーと向き合い、もう一度もがいてみようと思いました」とコメントした。

 浦和のエースとして活躍してきた興梠だが、今季は20試合の出場のうち先発が3試合にとどまりわずか1得点に終わっていた。

 それでも、札幌は2012~17年途中まで浦和を率いたペトロビッチ監督が指揮しており、恩師のもとで復活に大きな期待がかかる。ネット上でも「大久保もあの年齢であそこまでやれたし、興梠もコンディションさえ万全になればまだまだバリバリ出来る。特にコンサドーレはゴール前でもチャンス多いし。興梠が2ケタ取ってくれたら」との声が寄せられている。

 札幌の地で復活すれば、現在J1歴代3位の通算158得点をマークする興梠には大記録も見えてくる。

 歴代1位は今季かぎりで引退するFW大久保嘉人(C大阪)の191得点、2位は昨季引退した佐藤寿人氏の161点。「更新を狙って欲しい。そこは貪欲に我を出して欲しい。ストライカーだから」と期待する声が。まずは札幌であと3点に迫る歴代2位の記録がターゲットになりそうだ。

 日本屈指のストライカーが北の大地でもう一花咲かせるのか注目が集まる。