AKB48の川栄李奈(20)の卒業公演が4日、東京・秋葉原のAKB48劇場で行われ、メンバーとして約5年間のアイドル活動を終えた。

 2010年7月24日にAKB48第11期研究生オーディションに合格し、26枚目シングル「真夏のSounds good!」(12年5月)で初の選抜メンバー入り。グループの次世代を担う若手メンバーとして期待された。

 自己紹介シーンから感極まった島崎遥香(21)、小嶋菜月(20)らは川栄の卒業に涙をこらえきれない。主役の川栄もフライング気味の涙に「ちょっと泣かないでよ!」とツッコミながら涙をこらえるシーンもあった。

 48グループの総監督の高橋みなみ(24)は「いつも笑顔で、魅力的でいるだけでパッと周りが明るくなった。川栄の笑顔でみんなが幸せになる。人に愛される才能がありました」と話した。

 メンバーとしての最後の曲、大好きな「君が教えてくれた」を涙を浮かべながら熱唱した川栄。最後のメッセージをうながされると、川栄らしいはにかんだ笑みを浮かべて「本当に今までありがとうございました。私のことを忘れないで、すごく応援してくれて。みなさんがいて頑張れるし、これからも前を向いて、頑張ろうと思います」とあいさつした。 

 川栄は昨年5月に握手会襲撃事件で負傷し、心に傷を抱えながらも女優という夢に向かって卒業を決定。「エイベックス・ヴァンガードに移籍することが決まったので、これからもぜひよろしくお願いします」と事務所移籍も報告した。

 卒業後の初仕事も主演舞台「AZUMI 幕末編」(9月11~24日、東京・新国立劇場)に決定済みだ。