ワールドシリーズ3連覇を目指すドジャースがまたしても戦力を拡充し、今オフも銀河系軍団ぶりを知らしめた。

 2023年オフ、大谷翔平投手(31)との間に当時の史上最高額となる10年総額7億ドル(約1015億円)というメガ契約を締結。その後も大型補強を連発し、26年シーズンに向けてはカイル・タッカー外野手(29)を4年総額2億4000万ドル(約380億円)、エドウィン・ディアス投手(31)を3年総額6900万ドル(約108億円)で獲得するなど、豊富な資金を惜しみなく投入した。

 大谷への支払いは「97%」が契約期間終了後となるが、ドジャースが負担することに変わりはない。米メディア「ドジャース・ネーション」は29日(日本時間30日)、タッカーらの加入を踏まえ「球団の2026年以降の総保証年俸は21億1000万ドル(約3250億円)に達した」と伝えた。

 とんでもない金額であることは間違いないが、高額すぎていまいちピンと来ないことも確か。同メディアは世界の統計データを提供するサイト「ワルドメーター」の情報をもとに「ドジャースの年俸総額は25の国と地域のGDPを上回る」とし、「ドジャースを下回るGDPで認知度が高い5か国」と紹介した。

「リストに載っている中で最も小さい国」と紹介されたのが、トンガ王国(5億8700万ドル=約904億円)。太平洋に浮かぶ島国で1970年に英国連邦から独立したが、ドジャースとは実に4倍近い開きがある。ほかにもサモア独立国(12億5000万ドル)、中南米のグレナダ(14億6000万ドル)、インド洋のコモロ連合(16億1000万ドル)、ソロモン諸島(19億ドル)が挙げられた。

 ただ、同メディアは「信頼性が高いデータ報告が不十分の国もあるため、すべての国が掲載されているわけではない点に留意する必要がある。実際にはさらに多くの国が該当する可能性がある」との注釈も加えている。

 さまざまな意味で衝撃的な〝ドジャース王朝〟は今年も頂点に立つのか――。