レッドソックスOBで〝ビッグ・パピ〟ことデビッド・オルティス氏(48)がマリナーズの本塁打王、カル・ローリー捕手(28)の活躍をドジャース・大谷翔平投手(31)と比較したことがファンの物議を醸している。

 オルティス氏はFOXスポーツの解説でローリーについて「本当にタフな男だ。彼は今や打線全体の顔だ。両打席で見せるプレー、そして投手陣を統率する手腕は信じられないほど素晴らしい。もし球界で彼と比較できる選手がいるとすればそれは大谷翔平だ」と大谷を比較対象にして評価した。

 捕手でありながら60本塁打、125打点の2冠王に輝き、球団初のワールドシリーズ進出をかけて19日(日本時間20日)のブルージェイズ戦に臨むローリー。もはやヤンキース・ジャッジをしのぐア・リーグMVP候補となっており、そこには捕手としての評価が大きく加味されているはずだ。オルティス氏はいわば〝二刀流〟として投手もこなす大谷の名前を上げたと見られる。

 しかし、米メディア「スポーツキーダ」は「オルティス氏が二刀流の能力を見誤っているとファンは感じている。大谷の投打の能力は誰にもマネできないほど優れていることだ」としてSNSの反応を紹介。「比べてはいけない。投手兼任の方が捕手兼任よりはるかに難しい」「捕手兼任は誰でもやること。大谷がやっているのは誰もやったことがない」「誰かを大谷と比べるのは馬鹿げた意見だ。失礼だ」などと並べている。確かに「打てる捕手」と「投打二刀流」は強引な比較だったかもしれない。