阪神・及川雅貴投手が6日の広島戦(甲子園)の8回に5番手として救援登板。打者3人を空振り三振→中前打→投ゴロ併殺打の無失点に封じ、今季39個目のホールドを挙げた。
僅差終盤のマウンドに上がり、無失点で相手打線を封じ込める――。やっている仕事は、防御率0・96をここまでマークしている左腕としては、いい意味で〝普段通り〟。だがこの日、及川にとってひとつだけイレギュラーだったのは、試合後のヒーローインタビューに選出されたことだ。
虎ブルペンの左の切り札としてフル回転中の24歳だが、意外なことに、お立ち台に上がるのは今季初。球団スタッフから指示を受けた時の心境を「あ、今日なんだ、と思いました(笑い)」と振り返り、相好を崩した。
シーズン59試合登板は堂々のセ・トップ。久々のお立ち台で大喝采を浴び「いつもどおり変わらず、応援してくださるファンがいることを感じた」という。4―1の接戦を制したことで、チームの優勝マジックはついに「1」。人生最良のシーズンのクライマックスは、もう目の前まできている。












