憧れ続けた舞台についに立った。ドジャースの佐々木朗希投手(23)が19日、カブスとの開幕第2戦(東京ドーム)でメジャー初登板。初回からアドレナリン全開で剛速球を連発した。

 記念すべき第1球は160キロの真っすぐだった。大観衆のどよめきが静まる前に投じた2球目も160キロ。続く3球目161キロの直球で先頭・ハップを左飛に打ち取った。3球連続の160キロ超えに東京ドームに詰めかけたファンの期待値は自然と高まった。続く打者はこの日一番の注目対決となった2番・鈴木。初球に右腕の気迫が詰まっていた。電光掲示板に映し出された球速表示はこの日最速の163キロ。日本人対決で渾身の剛速球を投げ込み、令和の怪物が貫録を示した。

 味方打線が2回に2点を先取し、3回にもエドマンのソロで加点。佐々木にとっては頼もしすぎる援護だった。2回は2つの四球で得点圏に走者を背負うも要所をピシャリ。だが、続く3回も制球は定まらなかった。一死から安打を許した後に3連続四球。押し出しで1点を失った。後続を連続三振に封じて複数失点こそ許さなかったが、3回で56球と球数がかさんだ。首脳陣は4イニング程度を想定していたが、3回1安打、5四球、1失点で降板。ロバーツ監督は「今日は歴史的な瞬間になる」と期待をかけて送り出したが、良くも悪くも佐々木らしいメジャー初マウンドとなった。