【卓球】世界選手権団体戦が延期 張本「練習がよくできる」

2020年02月26日 16時40分

プラスに捉えた張本

 卓球ニッポンにとって吉か凶か――。感染が拡大する新型コロナウイルスの影響を受けて卓球の世界選手権団体戦(3月22~29日、韓国)の延期も発表されたが、現場は困惑している。

 ワールドツアー・ハンガリーオープン(OP)を終えて25日に帰国した男子代表の倉嶋洋介監督(43)は「今の状況だと、どの大会があってどの大会がなくなるのか全然分からないし、(大会が)なくなっていくことが多くなると思う」と指摘。現時点で6月21日から28日までの代替開催が検討されており、韓国OP(6月16~21日)の中止は必至。オーストラリアOP(同23~28日)も“玉突き”で日程変更となる可能性が高い。

 それだけでなく5月の香港OP、中国OPも開催は厳しい状況。同監督は「本心は怖い。今後、先が見えないし、分からないので。その部分ですごく不安はあるけど、選手にはちゃんと目標を持たせて練習はしていきたい」と胸中を明かした。東京五輪団体戦で中国に続く第2シード確保を目指す男子代表は、試合数が減るとポイント獲得の機会を逃すという問題にも直面する。

 しかし、ネガティブ要素ばかりでもなさそうだ。同代表の張本智和(16=木下グループ)は「逆に言えば、練習がよくできるということ」ときっぱり。さらに最大のライバル・中国勢について「僕たちがどう対策するか分からないと思うし、中国選手も大きな変わりはないと思う。僕たちがたくさん変化して、本番で生かせばこういう状況もプラスになるのかな」と捉えている。

 帰国できない中国代表を日本国内に受け入れることはすでに発表済み。トップ選手のプレーを目にする機会が増えれば、攻略法も幅が広がる。ピンチをチャンスに変えられるか。