競泳のジャパンオープン初日(4日、東京アクアティクスセンター)、男子400メートル個人メドレー予選は、東京五輪代表の瀬戸大也(26=TEAM DAIYA)が4分14秒98で決勝に進出した。

 いきなり〝豪華対決〟が実現した。予選4組には第4レーンに瀬戸、第5レーンには同種目リオ五輪金メダリストの萩野公介(26=ブリヂストン)が登場。瀬戸は組1位、全体2位、萩野が組3位、全体6位でそれぞれ決勝に駒を進めた。

 瀬戸にとっては昨年9月13日の埼玉屋外AG大会200メートル自由形以来、5か月ぶりの復帰戦だった。同年9月に自身の不倫行為が報じられ、所属していたANAとの契約が解消。東京五輪の代表主将を辞退し、日本水連から年内の活動停止処分が下された。

 それでもトレーニングを継続して「TEAM DAIYA」を結成。今大会は同種目に加え、200メートル個人メドレー、200メートルバタフライに出場する。