代表争いでも先頭に立つ――。体重無差別で女子柔道日本一を決める全日本女子選手権(25日、東京・講道館)、70キロ級の田中志歩(23=JR東日本)が、決勝で78キロ超級の児玉ひかる(23=東海大)を破って初優勝した。
熱戦を制した。初戦の2回戦から順当に勝ち上がった田中は決勝で右手中指の爪を負傷。試合中に2度治療を行うなど、思わぬアクシデントに見舞われたが、9分30秒、指導3の反則勝ち。開口一番「うれしいです」と充実の表情で「無差別でも出るからには優勝しようと思って戦った」と振り返った。
〝本業〟とともに小学5年から高校3年までレスリングを経験。「レスリングはマット運動がたくさんあって体幹が鍛えられるので、大きな相手にも軸がブレないところが(柔道に)生きていると思います」と話す。
また、自身の階級は東京五輪金メダリストの荒井千鶴さんが現役を引退した。3年後のパリ五輪に向けてはグランドスラム(GS)パリ大会を制した新添左季(自衛隊)らがライバルとなる。田中は「新添さんに勝って、海外選手に勝って五輪を目指したい」と力強く語った。












