世界ゴルフ殿堂にも選出されているコリン・モンゴメリー(59=スコットランド)が、サウジアラビア政府系資本が支援する超高額賞金の新ツアー「LIV招待」との対立を巡る訴訟費用がとんでもない額に達する危険性を指摘した。

 LIVに対してはPGAツアーが移籍組の出場資格をはく奪するなど対立が深刻化している。DPワールドツアー(欧州ツアー)は旗艦大会「BMW PGA選手権」(8日開幕、英国)への出場をLIV組に許可するなどPGAほど強硬な姿勢は取っていないが、モンゴメリーは今後泥沼の展開が待ち受けると予想した。

 英メディア「ゴルフマンスリー」に対して「欧州ツアーの訴訟費用は7桁増加する。そのお金は、欧州ツアーの財布から出てる」と指摘。LIVや移籍組の選手は出場資格をはく奪したPGA、一部大会への出場を禁止したDPワールドツアーを提訴、対してPGA側もLIV側を提訴しており訴訟合戦の様相を呈している。PGAは資金的な体力があるが、特にDPワールドツアーはLIVとの巨額訴訟に耐えられる〝体力〟がないと同ツアー出身のモンゴメリーは懸念しているのだ。

 そのためレジェンドは両陣営の和解を提案。「これは非常に困難な状況であり、どうにかしてこの2つのグループを統合する必要がある。一晩でそれが起こるとは思えないが、その日がやって来るかもしれない。我々はまだ協力できていないが、協力しなければならない」と悲痛な訴えを行った。

 ゴルフ界の再編に注目とともに懸念も高まっている。