男子ゴルフのスーパースター、タイガー・ウッズ(45=米国)が、ツアー復帰へ自らハードルを設定している。
2月の交通事故で右足を切断する可能性すらあった大けがを負ったが、懸命なリハビリなどで、メジャーチャンピオンとその家族がチームを組んで争うエキシビション大会「PNC選手権」(18~19日、フロリダ州オーランド)に息子・チャーリー君と出場するまでこぎつけた。周囲はツアーへの早期復帰へとつなげる一方で、本人は全盛期とは程遠い状態を理解しており、「トーナメントでのプレーはまだ先になる。高いレベルのプレーまでは時間が必要だ」と冷静に語った。特に右足は4日間のトーナメントに耐えうる状態ではないのだ。
ただプロトーナメントで認められる場合もあるカート使用で負担は軽減される。2019年の「全米プロ選手権」でジョン・デーリー(55=米国)が右ヒザ関節炎を理由にカート使用が認めれられた例がある(同年の『全英オープン』では認められず)。しかしウッズは、ツアーにおけるカート使用の可能性について「絶対にない」と全否定。「それはこれまでやってきたことと違うし、僕らしくない。そのレベルでプレーできないということは、米ツアーのレベルでプレーすることはできないんだ」と説明した。
ツアー通算82勝(歴代トップタイ)、メジャー通算15勝(同2位)と実績を積み上げてきたウッズ。今大会はツアー外競技でカートを使用するが、ツアー復帰は完全な状態でという思いがあるのだろう。












