さらなる長期化もある!? 渋野日向子(21=サントリー)が海外メジャー3試合の出場を含む約2か月の長期遠征に向けて7日に渡英する。
英国では「スコットランド女子オープン」(13日~)、連覇がかかる「AIG全英女子オープン」(20日~)に出場。その後は本紙既報通り、帰国せずに直接渡米し「ANAインスピレーション」(9月10日~)、「全米女子プロ選手権」(10月8日~)に参戦する。米国滞在中には主催者推薦で他のトーナメント出場の機会を探っていく。
出発を前にリモート会見に臨んだ渋野は「自分の思いにうそはつけなかった」。地元・岡山で開催の「日本女子プロ選手権コニカミノルタ杯」(9月10日~)を欠場することになるだけに「かなり考えて悩みましたが、今の自分は米ツアーで戦いたい思いが強い」と胸中を明かした。
本来であれば、今年は米女子ツアーのQT(予選会)を受験し、来季からの本格参戦を描いていた。ところが、新型コロナウイルスの感染拡大を受けてQTは中止。「早く米ツアーに行くには今は優勝するしか選択肢がないので、挑戦したいなと思いました」。狙うは4試合プラスアルファでの優勝による米女子ツアーの出場権獲得だ。
実際に優勝を果たせば、そのまま本格参戦も可能になる。今季終盤は12月10日から「全米女子オープン」、同17日から最終戦「ツアー選手権」という日程。仮に入国制限などの影響で日米共催の「TOTOジャパンクラシック」(11月6日~、茨城)が開催されなかった場合、クリスマス直前まで今回の遠征が長期化することも考えられる。
「全英女子」で昨年に続いてキャディーを務める青木翔コーチ(37)は「勝ったらどうするかということは勝ってから」としたうえで「そういう(米女子ツアーに出続ける)可能性は十分にあると思います」と話す。
急なスケジュールの変更は本人も周囲も大変だろうが、目標を達成したうえでのうれしい悲鳴。決して簡単なことではないものの、全英女王のシブコならチャンスは必ずあるはずだ。












