五輪金メダリストでロシアフィギュアスケート界で〝皇帝〟と称されるエフゲニー・プルシェンコ氏が、自国の選手たちに向けて〝戦意発揚〟ゲキを飛ばして波紋を呼んでいる。
ロシアメディア「スポーツエクスプレス」は「ロシア人の除外についてプルシェンコが『スケーターは兵士と同じように、あらゆる決定に備えなければならない』と語った」と報じた。
ウクライナ侵攻を受けてスポーツ界ではロシア排除が続いており、フィギュアスケート界でも大国ロシアの選手たちは今なお国際大会で出場禁止となっている。
プルシェンコ氏はそうした状況を憂いながら「アスリート、特にフィギュアスケーターは、常にモチベーションを維持する必要がある。彼らは兵士のように、あらゆる決定に備える必要がある」と持論を展開。メンタル面をコントロールすべく、戦場に立つ兵士を見習うよう求めたのだ。
プルシェンコ氏はウクライナ侵攻後から愛国心を強調するアイスショーを相次いで開催したり、盟友のウラジーミル・プーチン大統領を礼賛するなどして物議を醸してきた。ウクライナ侵攻やスポーツ界でのロシア除外が長期化する中で、自国のアスリートに向けても戦意発揚を促したというわけだ。
「今年、外国のショーでスケートをしたロシアのフィギュアスケーターは一人もいない。私を含めて。日本や欧州では多くの契約があったが、残念ながら主催者はショーを開催しながらもロシアのアスリートを拒否した」と日本をはじめとした欧米各国を敵対視。フィギュアスケート界ではロシアと他国との対立が今後さらに深刻化しそうだ。











