フィギュアスケートの世界選手権ペアで、日本勢史上最高成績となる銀メダルを獲得した〝りくりゅう〟こと三浦璃来、木原龍一組(木下グループ)の発言が、ロシアで絶賛されている。

〝りくりゅう〟はショートプログラム(SP)で3位につけると、フリーで127・97点を出し、合計199・55点で表彰台に立った。ウクライナ侵攻により、北京五輪では銀、銅メダルを獲得する強豪ロシア勢が不在。いつもと異なる雰囲気のなかでも、存在感を発揮した。

 2人の活躍をロシアメディア「スポーツ」も報道。「三浦は試合後『メダルは獲得できたが、今日のパフォーマンスは賞に値しない。このパフォーマンスには反省している。来シーズンは、全力で練習に取り組みたい』と語った」と、コメント付きで伝えた。

 ロシアでは、自国の強豪不在の大会を疑問視する声が多いなか、正直に現状を自己分析した三浦の発言が好意的に受け取られたようだ。

 この記事に対し、三浦の人柄を絶賛するコメントが。「なんて謙虚なんだ」「誠実さが現れている」「あなたは世界のトップスケーターになると思う」「応援します」と称賛の声が続いた。

〝りくりゅう〟ファンがロシアで増えそうだ。