仕事より羽生だ――。フィギュアスケート男子で五輪3連覇に期待がかかる羽生結弦(27=ANA)の雄姿を見守るべく、ファンたちはテレビの前に釘付けとなっていた。

 今回の北京五輪は、新型コロナウイルス感染症対策として、現地観戦の夢は幻に終わった。それでも、羽生を応援しようと有給を使うファンが続出。ネット上では「羽生結弦のオタクなので午後は有給使って帰ってきた」「羽生結弦選手を見届けるために有給(自営ですが)使いました。気になって仕事できんもん」「仕事場の美容部員の皆も羽生さんの演技見たいって言ってて今日とフリーの日の有給取るの凄い苦労した」などの投稿が見受けられる。

 ファンの思いを胸に、8日に首都体育館で行われたシングルショートプログラム(SP)に出場した羽生。冒頭の4回転サルコーは失敗したが、続く4回転―3回転の連続トーループを成功させ、トリプルアクセル(3回転半ジャンプ)も何とか着氷。最後まで演じ切り、得点は95・15だった。