日本陸上競技連盟は26日、毎年12月に行われてきた福岡国際マラソンを12月5日の第75回大会を最後に終了すると発表した。

 近年はエリートランナーのみのマラソンから市民ランナーとエリートランナーが混合した大都市マラソンへの移行が進んでおり、有力選手の招へいが難しくなった。そのため、スポンサー離れなどが進み、苦渋の決断に至ったという。

 オンライン取材に応じた尾県貢専務理事(61)は「大会を取り巻く情勢は念々厳しさを増しており、主催者は大変な苦労を重ねて開催してまいりました。これまでの運営状況、今後の見通しを踏まえ、大会開催の継続は困難との結論に至りました」と説明した。

 また、瀬古利彦マラソン強化戦略プロジェクトリーダー(64)は、書面を通じ「私は4回優勝させていただいて、福岡国際マラソンに育ててもらったという自負もあるので、この大会がなくなってしまうと私自身の歴史もなくなってしまうような気がして、すごく寂しいです」などとコメントした。