【箱根駅伝】無念V逸の東海大・小松「チーム一丸で頑張ってこれてよかった」

2020年01月03日 18時07分

2位でゴールした東海大・郡司

 第96回東京箱根間往復大学駅伝競走の復路が3日に行われ、往路4位から逆転での総合2連覇を目指した東海大は、10時間45分23秒で2位に終わった。

 2日の往路終了時点では、トップの青山学院大と3分22秒差。「まだ分からないですよ。タイム差的には、そんな感じになってきた」と不敵な笑みを浮かべていた両角速監督(53)だったが、青山学院大の背中は近いようで遠かった。

 山下りの6区では主将の館沢亨次(4年)が「下りが得意な選手に下りで勝負してもだめなので、自分の得意な平地、上りで勝負しようと思った。最初の5キロは突っ込み気味で入りました」と積極的な走りで、従来の区間記録を40秒更新する57分17秒をマーク。「青学さんとの差を1秒でも詰めようと思った結果、タイムもついてきました」と首位青山学院大との差を2分21秒とし、反撃ののろしを上げた。

 7区では、松崎咲人(1年)が区間3位の好走で、さらに20秒縮めた。そして昨年の8区で区間新記録を出し、大会MVPに輝いた東海大の小松陽平(4年)が再び8区に満を持して登場。昨年と同様に8区での逆転を試みたが、青山学院大の岩見秀哉(3年)の背中を捉えることはできなかった。結局、9区と10区でも追いつくことはできず、無念のV逸となったが、小松は「4年間、箱根を目標にチーム一丸で頑張ってこれてよかったです」と感謝の言葉を口にした。

 この日の敗戦を機に、再び打倒青山学院大へ向けた戦いが始まる。両角監督は「(4年生が)いろんなものを残してくれた。それを後輩たちへ受け継がせたい」と力強く意気込んだ。