日本フェンシング協会は2日、都内で理事会を開催し、終了後に武井壮会長(49)が日本代表の〝観光問題〟に言及した。
先月下旬に「週刊文春」がフェンシング・エペの日本代表団が日本オリンピック委員会(JOC)から助成金が出ているにもかかわらず、6月の沖縄合宿で観光やレジャーに興じていたと報道。ネット上では批判の声が上がっていた。
武井会長は「事後承認のフローをとっていたが、合宿の内容や詳細をいつでも共有できる形になっていなかったことが混乱を招いた原因だと思っている」と一連の騒動を謝罪。武井も当初合宿で予定されていたメニューと、異なるメニューが敢行された点に疑問を抱いたと話す。
しかし、選手や関係者にヒアリングを実施したところ「(最初のスケジュールは)施設を確保するための仮のものだった。スケジュールだと午後は自由時間だが、遊んでいいわけではなくて、練習やコンデションを整えるために長い時間をとろうとなった」と判明。午前中はヨガやフェンシングに関係する練習を行ったと聞き、合宿内容は問題ないとの考えを示した。
日本代表は長期間の遠征や大会を経て、15日から世界選手権に挑む予定。疲労の軽減とコンデション調整が今回の合宿のテーマとなっていたことから「体が疲れている選手はオフをとってもいいし、精神的に気分が上がらない選手はレクリエーションに出かけてもいいという内容だった」と指摘。当初は違和感を覚えていたが「最初に感じた印象とだいぶ差があった。まずはその辺のことを理解して、正しく回答する準備がなかった」と明かした。
実際、関係者によると「週刊文春」は「すぐに回答を求めてきた。早く答えないと回答がなかったと書きます」と伝えてきたという。
ただ、一部の選手、コーチが家族を帯同させたことは事実。宿泊代等を自己負担していたとはいえ、同室だったため、助成金の申請は不適切と判断し、助成金の申請をしないことを決めた。












