高梨沙羅を失格にした男性判定員に殺害予告 同僚コーチは擁護「彼は仕事をこなした」

2022年02月10日 11時20分

号泣する高梨沙羅(ロイター)
号泣する高梨沙羅(ロイター)

 騒動は収まる様子がない。北京五輪スキージャンプ混合団体で高梨沙羅(25=クラレ)ら女子選手5人がスーツ規定違反で失格になった問題で、現場に突如〝介入〟した男性コントローラーが競技後に「殺害予告」を受けていたことが分かった。海外メディアが報じている。

 競技当日、本来は女子選手の測定を行わない男性判定員が急きょ担当。この人物は非常に厳格な測定で知られるフィンランド人のミカ・ユッカラ氏で、ポーランドメディア「SkokiPolska」によると、前任者のジョセフ・グラッツァー氏は「大失敗だ。私の考えでは、彼はスポーツ勘に欠ける。今のポジションには適任ではないと思っている」と痛烈に批判している。

 さらに同メディアは、ユッカラ氏と同じフィンランドのジャンプチームの元コーチのトミ・ニクネン氏の証言を紹介。なんとユッカラ氏は混合団体の競技直後、匿名による「殺害予告」まで受けていたという。その事実を明かした同氏は「何を非難されているのか分からない。彼は自分の仕事をきちんとこなしている」とかばっているが、同メディアは現状について「もう手に負えない状況になっている」としている。

 今大会は他の競技でも様ざまな騒動が勃発。なかでも〝スーツ問題〟は波紋を広げ続けている。

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