東京五輪金メダルの表面が剥げる様子をSNSに投稿し「品質悪い」などと中国で物議をかもしたトランポリン女子金の朱雪瑩(中国)が、中国全国運動会(西安)に出場。個人予選で場外のマット上に落下するなどし、まさかの予選落ちとなった。
東京五輪で56・635点をたたき出し金メダルを獲得した朱。しかし、中国「捜狐」によると、4日の個人予選では1本目が47・005点と振るわず。2本目に至っては、場外のマット側に大きく飛び出し、着地の際にケガを避けるためコーチが別のマットを投げ、保護しようとする場面も。33・835点で予選通過はならなかった。
朱ら東京五輪代表は中国に帰国後、新型コロナウイルス感染防止のための21日間の隔離措置を受けた。ネット上では「隔離やら表彰やらで大変だっただろう」と同情の声も。朱は〝金メダル剥げた〟騒動の後、メダルを天津の博物館に寄贈していた。