株式会社伊藤園主催の「『第3回 伊藤園健康フォーラム』お茶で人生100年時代を豊かに生きる知恵~茶カテキン研究最前線~」が20日、都内で開催された。

 今回は「コロナ禍においてクローズアップされる新生活習慣病と茶カテキン」をテーマに、専門家を交えた議論が交わされた。

 基調講演として、京都府立医科大学大学院医学研究科 免疫学 松田修教授(オンライン出演)による「新型コロナウイルスと茶カテキン」、東京大学大学院医学系研究科 イートロス医学講座 米永一理特任准教授による「口腔ケアと茶カテキン」が行われた。

 さらに、前出の2人に加え、医療法人社団TLC医療会ブレインケアクリニックの今野裕之名誉院長、福岡県みやま市工藤内科の工藤孝文院長(オンライン出演)、伊藤園中央研究所の衣笠仁所長によるパネルディスカッションも実施された。

「新生活習慣病:長時間の社会生活の制限は健康にどのような影響を与えるか」「お茶のチカラの活かし方」。この2点について、それぞれの専門的な立場からの議論がなされた。

 最後にまとめとして「お茶・茶カテキンとの上手な付き合い方」として4つのポイントが示された。
 ①「お茶を自分のために周りのために飲む衛生習慣」
 ②「お茶の含み飲みで、口から始める健康管理」
 ③「お茶で心にゆとりとコミュニケーションを」
 ④「お茶を飲みながら、体内リズムを整えよう」